老人医学というものがある。
日本はまだ諸外国に比べて、発展途上らしいけど、
大学などで研究も進められているようだ。
そもそも老化というのは、誰にでも起きることで、
しかし、個人差が大きいために、こういうことが老化現象だ、
ということは一概に言えないものらしい。
ただし、一般的に高齢者の体や心におきる変化としては、
次のようなものがある。
身体的な老化
視力・聴力の低下、しわ・しみ、反射神経が鈍くなる、
骨・関節の衰え、抵抗力の衰え、咀嚼力の低下、
血液循環機能の低下(高血圧・動脈硬化など)
精神的な老化
忘れっぽくなる、自己中心的になる、愚痴っぽくなる、
過去の話をしたがる、今起きていることに興味を持たなくなる、
新しいことに挑戦しなくなる、疑い深くなる、
知らない人と付合うことを嫌がる
特に冬場には、血圧コントロールが難しくなり、
脳卒中や心臓発作になる人が多くなる。
母のおじさんは、マラソンレースに出場中、
急死したのだと、つい先日聞いた。
どれだけ健康に自信があっても、
自分の年齢を自覚し、普段から健康管理に気をつけることは
高齢になるほど大事なのだと思った。
また、精神的な老化とは逆のことをすれば、認知症予防にもなるのかも。
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